ぽたあんどろどろ

みおちゃんのあることないこと文字に起こすブログ

やさしい世界

 

去年のGWに酔っ払って転び靭帯を損傷、脚を固定され松葉杖で数週間過ごした。

筋肉はみるみると落ちて脚は浮腫み、ギプス期には漫画でしか見たことのないぱつんぱつんのくるぶしのない脚が仕上がり人体の不思議を体感した。この脚本当にあるん!?とおもしろくてやたらと鏡を見てはスゴオ…とニヤニヤしていた。漫画ぱつんぱつんはさすがに維持が難しかったが、その後も一日特に動かない日が増え、在宅ワーク→酒を飲む→寝るという最低な悪習慣を手に入れて完全に肥えてしまった。

以上を太った言い訳として3日前からほんの少しの筋トレととにかく歩く、を始めました。

明日サボらなければ三日坊主は回避できるということです。できれば回避していただきたい。

 

 

 

 

やさしい世界で生きている。

よく知らない土地で飲み過ぎたり野外フェスで思い当たる場所もなく財布を失くしたとき、終わった…と同時にまあなんとかなるか…とへらへらしていると現金だけ抜かれるということもなく何故かそのまま戻ってきた。

 

今朝も道でスマホを落として(しかも治安が悪そうな道あとこれが先述したダイエッターなので歩こうと開始した10分後)探しても見当たらず交番へ。流石に諦めかけてひとまず今日の仕事だけ開始できるように…となんとか環境を整え、まだ時間もあるしもう少し探してみるかとキョロキョロしながら通った道を辿っていると、遠くから「おい!」と叫んでいる人がいる。朝からヤバイ人に遭遇しそうだ…と見ないようにしていたが「おい!何探してる!」という声で振り返ると「これか?」と言い私が探していたスマホを掲げたおじさんがいた。

「あ!!それです!!」とかけ寄り感謝を述べた。おじさんはその近くで住宅の改修工事(?)をしていたらしく、他の作業をしていた方達にに大きな声で「見つかったよー!」と声をかけると安心したような笑い声が響いた。おじさんたちの笑顔で嬉しさが込み上げ、お礼をしたくてお菓子を持っていくとまた笑ってくれた。

 

靭帯を損傷した松葉杖初日で自宅の階段をひとりで絶望しながら見上げていたときも、たまたま通りがかった人が「手伝うから登りな!」と手伝ってくれてなんとか家に帰ることができた(そんなに人通りが多くない場所なのに)。

友人達も階段降りるのを手伝ってくれだとかポストに入っている荷物を取ってきてほしいなんて、まあ頑張れば1人でもなんとかなるやろ!と言われそうなお願いに文句も言わず笑って駆けつけてくれた。まあ酔っ払って怪我したヤツはウケるよな…。

 

前に電車で会ったおばあさんに「本当にありがとう、絶対に良いこと起こるからね!」って言われたのはめちゃくちゃ本当だった。

 

 

私はやさしい世界で生きている。

他の国に行ったときも同じだ(いまのところ)。

たくさん見逃してしまうけれど、誰かが笑ってくれるたびに生きててもよかったんだ、と思う。

 

今日の出来事をSNSに上げたら私の文章が雑すぎてどういう状況!?って反応が結構あったので、別にみんなに詳細を説明したいわけではないけれど嬉しかったことを私と何故かたまにここを気にしてくれてる方達に向けて残しておこう。と思った。